福岡市城南区飯倉の鍼灸整骨院
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こんにちはアスバイタル鍼灸整骨院スタッフの井上です。
今回は、「慢性腰痛」についてお話します。
「慢性」って聞いたことある方、なんとなく意味はわかる方もいると思います。
そこで詳しく「慢性」、「腰痛」について知っていただき、今後の予防や、整骨院に通うきっかけになれば幸いです。
慢性腰痛とは、腰部の痛みや不快感が3ヶ月以上続く状態を指します。この種の痛みは、持続的であったり、断続的に発生したりすることがあります。慢性腰痛の原因は多岐にわたり、筋肉や靭帯の損傷、椎間板の問題、関節炎、骨棘(骨の突起)やその他の脊椎の問題などが含まれます。慢性腰痛の診断には、詳細な病歴の聴取、身体検査、そして必要に応じてレントゲン、MRI、CTスキャンなどの画像診断が必要になることがあります。
慢性腰痛の治療方法は多岐にわたり、原因と患者の状態に応じて異なりますが、一般的に以下のような方法があります:
・物理療法:特定の運動や手技を用いて背中の筋肉を強化し、柔軟性と安定性を向上させる。インナーマッスルトレーニングなどの体幹を鍛えることで姿勢を安定させる。
・薬物療法:非処方の痛み止めや処方薬の使用。
・代替療法:鍼治療、マッサージ、など。
・生活習慣の変更:体重減少、姿勢の改善、定期的な運動、食事の見直し、禁煙など。
重要なのは、慢性腰痛の治療は個々の患者に合わせてカスタマイズされるべきであり、多職種の専門家による総合的なアプローチが推奨されます。
痛みがある方の約15%は、腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症などの原因が特定できる腰痛です。(特異的腰痛)
残りの約85%は、レントゲン、MRI、血液検査でも原因が特定できない腰痛です。(非特異的腰痛)
《慢性化しやすい非特異的腰痛》
非特異的腰痛は様々な要因によって引き起こされます。
・過度の身体活動(重い荷物の持ち運びなど)
・姿勢の悪さ(長時間のデスクワークなど)
・過剰なストレス
・不眠
・不安
・血流の減少
・筋力低下
などの生活環境、生活習慣などが大きく係わってきます。
慢性腰痛を改善するためには、様々なアプローチが必要です。患者の具体的な状況や痛みの原因に応じて、以下のような治療方法が一般的に推奨されます。
《運動療法》
・定期的な運動がとても大切で、簡単な運動(歩行や水泳など)、筋力トレーニング、柔軟性を高めるストレッチが効果的です。
・正しい筋肉の使い方の指導を受けることで、適切な運動方法を学び、痛みを悪化させることなく体を強化できます。
《姿勢の改善》
・日常生活での姿勢に注意し、長時間同じ姿勢を続けないように心掛けます。特にデスクワークをする場合は、机と椅子のバランスがちゃんと合っているものを使用し、定期的に立ち上がって体を伸ばすことが重要です。
《薬物療法》
・痛みが強い場合には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や、必要に応じてより強力な鎮痛剤の使用が考慮されます。
・長期的な薬物使用は副作用のリスクがあるため、医師の指導のもとで適切に管理する必要があります。
《専門家の指導》
・鍼治療、整骨院、マッサージなど、体のケアや運動指導が痛みの改善には有効であることが報告されています。これらの治療は、専門の有資格者よる施術を受けることが重要です。
《生活習慣の改善》
・喫煙の停止(喫煙することで血流が悪くなり、痛みが出やすくなる)、健康的な食生活、体重の維持が全体的な健康を促進し、腰痛のリスクを減少させます。
慢性腰痛の治療は、1人1人の症状に合わせてオーダーメイドされるべきであり、患者自身が治療過程に積極的に関心を持つことが重要です。また、先生との継続的なコミュニケーションを保ち、効果的な治療計画を立てることが痛みの消失への近道といえます。
今回は「慢性腰痛」についての内容をお伝えしました!
アスバイタル鍼灸整骨院では患者様1人1人の症状に合わせた施術を心がけております。
「急性」、「慢性」の痛みにもしっかりと改善するまで対応いたします。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。